会社のメールドメインが、例えば@oldcompany.comから@newcompany.comに変更され、IDプロバイダー上でユーザー名を更新した場合、影響を受けるユーザーはFax.Plusにログインできなくなります。その際、次のエラーが表示されます。
SSO NameID *** に該当するユーザー名が見つかりませんでした
この現象が起こる理由
メールアドレスはFax.Plusユーザーの一意の識別子です。SSOが有効なアカウントでは、既存ユーザーのメールアドレスを変更したり、新しいアドレスに紐付け直したりすることはできません。ドメインが変更されると、IDプロバイダーが送信するNameIDがFax.Plusアカウント内のどのユーザーとも一致しなくなり、認証に失敗します。
元のユーザーはアカウント内に引き続き存在し、そのユーザーが送受信したすべてのfaxはそのユーザーに紐付いたままです。
注: 元のユーザーを削除しないでください。fax履歴はそのユーザーレコードに紐付いており、別のメールアドレスに移動することはできません。
注: 元のユーザーをアカウントに残しても、料金には影響しません。Enterpriseプランでは、追加費用なしで無制限にユーザーを追加できます。
対応方法
新しいメールアドレスを新規ユーザーとしてプロビジョニングし、アカウント階層内でそれぞれの新規ユーザーを対応する旧ユーザーの上位(Manager)に配置します。これにより、新規ユーザーは旧アドレスが送受信したすべてのfaxにアクセスできるようになります。
- IDプロバイダーで、NameIDの形式がEmailAddressに設定されており、プロビジョニングされる新しいアドレスがそのまま送信されることを確認します。
- IdP経由で、新しいメールアドレスをFax.Plusアカウントにプロビジョニングします。新しい各アドレスは新規ユーザーとして作成されます。
- fax番号を旧ユーザーから新規ユーザーに再割り当てします。Numbersセクションに移動し、該当の番号を見つけてMore (⋮)、続けてManage Assignmentをクリックし、新しいメールアドレスに割り当てます。新規ユーザーには割り当てを確認するメールが届きます。
- Usersに移動し、右上のEdit Hierarchyをクリックします。
- 各旧ユーザーをドラッグ&ドロップして、対応する新規ユーザーの下に配置し、新しいアドレスを旧アドレスのManagerにします。
- Saveをクリックして、変更内容を確認・適用します。
- 影響を受けるユーザーの一人に、新しいアドレスでログインしてもらい、旧アドレスが送受信したfaxが表示されることを確認してもらいます。
注: 送信faxは各ユーザーに固有のものです。OwnerとAdminは他のユーザーの送信faxにアクセスできず、階層内のManagerのみがアクセスできます。階層を設定することで、旧アドレスの送信履歴にアクセスできるようになります。
変更後について
- 新しいfaxは新しいメールアドレスで送受信されます。
- fax番号はその人に紐付いたままです。再割り当て後は、受信faxは新しいアドレスに届き、旧ユーザーには過去のfaxのみが残ります。
- 旧アドレスに属するfaxは旧ユーザーの下に残り、そのManagerである新しいアドレスから閲覧できます。
- 旧アドレスをIDプロバイダーから削除すると、それ以降はログインに使用できなくなります。